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小児のロナウイルス感染症に関する日本小児科学会の医学的知見
  1. コロナウイルスの患者に占める小児の割合は、10才未満は2.4%、10~19才では5.1%(2020年10月7日時点)と少ないが増加傾向ではある。
  2. 学校や保育園でクラスターは起こっているが、社会全体から見ると決して多くなく、小児の感染例の多くは家族内感染である。
  3. 小児の症例は成人例と比べ軽症であり、経過観察または対症療法で改善され、死亡例はほとんどない。
  4. 小児では抗体が検出されるようになってからもウイルスの排泄が続いていることがある。すなわちウイルスを感染させる恐れがある。そしてウイルスの排泄は、鼻咽頭(平均11.1日間)よりも、便中(平均23.6日間)に長期間排泄する。
    *アイスランドのコロナウイルス感染症の大規模調査によれば、子どもから大人に感染することはあるが、大人から子どもに感染する割合の半分くらいであり症状等の危険度は低い。
  5. コロナウイルス罹患妊婦、分娩において母体は集中管理を要するリスクが高く早産になることがある。
  6. コロナウイルス感染母体から出生した児が感染していることはまれである。
  7. 経母乳感染の報告はない。
  8. 新生児が重症化しやすいかどうかはまだわかっていない。
  9. 学校や保育園の閉鎖は流行阻止効果に乏しい。閉鎖は子どもの教育の機会を奪うだけでなく、課外活動や社会的交流が減少することとも相まって、子どもを抑うつ傾向に陥らせる可能性がある。さらに就業や外出制限のために親子共に自宅にひきこもるようになって、ストレスが高まることから家庭内暴力や子どもへの虐待のリスクが増すことが危惧される。
  10. 予防接種や乳幼児検診の機会を失う子どもが増えており、子どもではコロナウイルス感染が直接もたらす影響よりもウイルス関連健康被害の方が大きくなることが予想される。

私の結論
子ども(15才未満)どうしの感染はほとんど報告がない。
子どもから大人に感染はあるが少ない。
大人から子どもに感染することがほとんどである。
15才以上は自覚を持って行動しないと感染リスクは大きい。

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